世界一周 準備編 なぜ行くのか? 

「世界一周」いつか行ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

私は大学3年生のときに1年間休学をし、約30か国を巡り世界一周をしました!今振り返ると、本当に世界一周をして良かったなと思います!ただ、実際に旅立つ前には

「本当に世界一周に行く必要ある?」

「親や友達になんて言おう?」

「お金はどうしよう?」

など不安は尽きず、なかなか決断ができませんでした。

そこでこのシリーズでは、過去の自分に対して伝えるつもりで、世界一周に行きたい人の後押しになるような記事を書ければと思います。世界一周に行きたいけど踏ん切りがつかないと思っている人は、ぜひ読んでみてください!

なぜ世界一周に行くのか?

まず世界一周に行きたい人の前に立ちはだかる1つ目の壁は「世界一周に行く理由」ではないでしょうか?学生であれば長期間学校を休む、社会人であれば長期間仕事を離れることになるので、「なぜ世界一周に行くの?」と聞かれ、そのときに相手が納得するような理由を用意しておかないといかないような気がしてきます。

実際に私も「世界一周」を大学2年生ごろに意識しだしてから、実際に決断するまでには約1年かかりました。でも、今思うと世界一周に行く理由に関して、そこまで悩む必要はなかったなと思います。私の場合はひょんなことがきっかけで、世界一周に行こうと決意しました。

大学3年生の春ごろに、就活も意識しながらベンチャー企業で長期インターンでもしてみるかと思い立った私は、とあるベンチャー企業の面接を受けました。面接官の方は、特に理由もなくその企業を選んだ私の薄い志望理由を見透かしてか、早々にインターンで採用する意思はないことを私に伝えました。その後、

「まだ大学生で時間もあるんだからさ、別にインターンなんかしなくてもいいじゃないですか。何か他にやりたいこととかないんですか?」と私に問いかけてきました。

私も確かに、どうせ社会人になれば働くわけだし、今の時間をわざわざインターンに捧げる必要はないなと妙に納得し、そして

「世界一周とか行きたいと思っているんですよね~」と何気なく言いました。思えば、世界一周に行きたいと誰かに言ったのはこれが初めてだったと思います。親や友達のような近い関係の人には、なんとなく反対される気がして言いづらかったのでしょう。もうインターンでお世話になることもない相手なら特に気にすることなく言いたいことが言えます。するとその面接官は

「だったら行っちゃえばいいじゃん。バイトなんかしてお金貯めてさ」

と軽く言いました。またしても私は

「確かにその通りだな」

と妙に納得してしまいました。当時の私は学生で、特に何も失うものがありませんでした。(数年経ち、20代後半になった今でもほとんど変わりません)低リスクで、得られるリターンは未知数(どれくらいのリターンを得られるかは自分次第)なのであれば、考えているだけ時間が無駄なので早めに行ってしまった方がいいなと感じました。そして、世界一周に行きたいと思っているのに行かなかったとなると、後悔しそうだなとも思いました。

そもそも世界一周に行きたいと思ったのも「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ったことがきっかけです。自分でも驚くくらいに行きたい場所がたくさん出てきたので、それならばまとめて世界一周に行こうかなと考え始めたわけです。それなのに結局行かなかったとなると後悔だけが残ります。

初対面の面接官とそんな会話を交わして、面接に不合格になった私は、その日の夜に親に「1年間くらい休学して、世界一周に行こうかと思っている」と打ち明けました。すると親は返す刀で、

「ええやん。いつから行くの?」

と聞き返してきました。「世界一周」をすっと受け入れる親にも驚きましたが、こんなことなら長期間悩むこともなかったなと感じました。そしてこの数か月後に私は世界一周に旅立つことになります。(どのように準備して世界一周に旅立ったかという話はまた違う記事にします)

そういう意味では、あのときの面接官にはとても感謝しています。そして私自身も誰かにとっての「あの面接官」になれたらと思い、この記事を書いています。

昔の自分や、いま世界一周に行こうか悩んでいる人に伝えたいのは

「行きたいなら行っちゃえばいいじゃん」「気にする人はそんなにいない」

ということです。もちろん周りの大切な人には事情をきちんと伝える必要がありますが、相手もあなたのことを大切に思っているのであれば、応援してくれる場合が多いのではないでしょうか?

また仮に周りの人から反対されたとしても、結局はあなたの人生なのですから、行きたいのなら行ってしまえばいいのではないでしょうか?

私自身も世界一周によって得られたものはかなり大きかったですし、それがきっかけとなって新卒で入った会社で東南アジアに赴任するという経験にも恵まれました。そういう意味では、本当に世界一周に行って良かったなと思います。

次回以降は、世界一周をして感じたことを何回かに分けて書こうと思います。

長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました!

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